Physician-scientist(基礎研究医)への道

医師

はじめまして。Kameといいます。

医師であり、また現在は大学院の博士課程でいわゆるPhysician-scientistを目指して基礎研究の修行中です。かつては特に大学では医師の多くは診療と研究の二足のワラジを履いていました。でも、臨床・基礎研究ともに専門化が進み、また臨床研修制度の変化などもあり、臨床と基礎研究を両立させられる医師は少なくなってきていると言われています。

その中で、自分が何を経験し何を感じたかを時に脱線しながらゆるゆると記録し、またそれが時には他の人たちの役に立つことがあれば幸い、ということでブログを始めてみました。

目次

  • プロフィール
  • 発信していこうと思う内容

プロフィール

臨床医として

京都大学を卒業してから千葉県にある旭中央病院で医師としてのキャリアをスタートしました。その後は病院を移りながら内科・感染症内科を経て血液内科へ転向し、今に至ります。途中で専門を変えたので、最初はストレートに進んできた人と比較して遅れているという焦りを感じましたが、後になってみると少し年をくった以外は大きな問題はなかったように思います。

取得資格:血液専門医・造血細胞移植認定医・総合内科専門医

研究者として

研究者といっても、実際にはまだ修行中です。

9年間診療に従事してから遅まきながら大学院博士課程へ進みました。2022年2月現在は、学位審査をなんとか乗り切り、学位取得の目処がついたところです。

研究生活は楽しいと思うこともありますが、正直に言うと思っていたよりも5倍ぐらいしんどかったです。研究結果がまとまらないと学位を取れないだけでなく、その先の人生も見えてこないという不安を抱えながら実験を続けるのは、小心者の自分にはなかなか辛かったです。そして、学位は論文が採択に至らなくてもいただけるのですが、まだ論文がacceptに至っていないため心配が絶えません。

と言いながらも、なんとか留学先を見つけてフェローシップもいただき、並行して渡米の準備をしています。

発信していこうと思う内容

医師としてのキャリアにしろ、研究の捉え方にしろ、大学院にしろ、留学にしろ、人それぞれだと思います。でも私自身は困ったときに色々な方々の経験をブログなどで拝見することはとても参考になりました。

なので、自分が経験したり、感じたりしたことを発信することで、誰か一人にでも役に立つことがあればうれしいなと思います。ゆるゆると回り道をしながら、臨床や研究、時に関係ないことを書いていきます。

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